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トレイルについて

松本・高山を結ぶ、全長約115kmの歩くトレイル

2000年以降、山頂を目指す登山ではなく、様々な道を歩きながら、地域の自然や歴史、文化に触れることができるロングトレイルが日本各地につくられています。信飛トレイルもその一つ。豊かな自然と歴史に彩られた古道や街道でつなぎ、峠を越え、中部山岳国立公園に指定された飛騨山脈(北アルプス)をまたぐ松本・高山間の115km。このトレイルを通して里と山と人とを結びます。

信飛トレイルの特徴

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火山の恵みで培われた
飛騨山麓の里山文化

火山活動によって形成された山々が聳え立つ飛騨山脈(通称『北アルプス』)。そこに降り注いだ雨は山肌を伝い、徐々に集まり清流となって山脈の東西に流れ落ちます。多様な渓流のそばに集落がいくつも生まれ、広大な飛騨山脈をまたぐ里山の風土をつちかいました。

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飛騨山脈を超えて
古道がつなぐ信濃と飛騨

信濃地方と飛騨地方の間には、歴史に彩られた古道が数多く残っています。かつて、鎌倉街道や飛騨新道、徳本峠、中尾峠、安房峠、野麦峠、平湯峠などの古道は、貴重な交通網として飛騨山脈を挟んだ広大な地域の人とモノの移動に使われ、両地域の文化を育みました。

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ウェストンが愛した
日本の近代登山史発祥の地

『日本アルプス』と命名したウィリアム=ガウランドや、日本に近代登山をもたらしたウォルター=ウェストンらが、現在の松本ー高山の間の峠道を越えて幾度も歩く旅をしたと伝えられています。この地域には日本の近代登山史発祥の地ならではのクラシカルな魅力が詰まっています。

ルート

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松本市街地と高山市街地をつなぐ横断ルート。それぞれ特長のある6つのセクションに分けて、歩く旅を楽しめます。足元から自然を捉え、風土を肌で感じ、じっくり時間をかけて歩いてみれば、新たな発見と出会えるかもしれません。

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Section1

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松本〜島々

アルプス公園から、北アルプスの山並みや豊かな水に育まれた松本の文化に触れ、梓川沿いを島々谷へ。

走行距離 18.1km
参考タイム 約4時間30分
最高・最低標高 780m〜574m

難易度

Section2

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島々〜上高地

ウォルター・ウェストンが愛したクラシックトレイルを辿り、徳本峠を越えて上高地へ。

2024年1月現在
島々谷~徳本峠通行止め
2024年度夏に通行可能に向けて地域関係者が協議中。通行可能になった場合でも登山熟練者かガイドツアー推奨。

歩行距離 25.3km

難易度

※ヘルメット推奨

Section3

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上高地〜中尾高原

清流美しい上高地から活火山の焼岳・中尾峠を越えて、かつての鎌倉街道・飛騨新道の関所、奥飛騨の中尾高原へ。※ヘルメット推奨

10月下旬から5月上旬までは上高地側からの焼岳登山道は冬季通行止め

歩行距離 11.2km
参考タイム 約8時間
最高・最低標高 2,444m〜1,083m

難易度

※ヘルメット推奨

Section4

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中尾高原〜平湯

奥飛騨温泉郷の複数の温泉地を経由して火山の恵みを感じながら中尾高原から平湯へ。

歩行距離 16.1km
参考タイム 約6時間30分
最高・最低標高 1,265m〜783m

難易度

Section5

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平湯〜丹生川

平湯峠を越えて、道祖神などの石造や、木と関わりの深い地域文化を味わいつつ高山市丹生川へ。

歩行距離 22km
参考タイム 約7時間
最高・最低標高 1,684m〜785m

難易度

Section6

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丹生川〜高山

日本の原風景といえる里山里田が残る丹生川から古い街並みや飛騨の匠、木の文化を感じる高山へ。

走行距離 22.3km
参考タイム 約8時間
最高・最低標高 785m〜540m

難易度