Section2
島々〜上高地
歴史が息づく、徳本峠を越えるクラシックルート
昔はこの徳本峠を越えるルートを通って松本と上高地間の行き来がされており、日本の近代登山の父であるウォルター・ウェストンをはじめ、数多くの著名人が通った道です。
歩行距離
25.3km
参考タイム
約10~12時間
最低・最高標高
691~2,140m
難易度
ハイカーの方へ
Hike
通行規制情報
セクション概要・見どころ
注意・ポイント
- 徳本峠登山口からは、登山区間となるため登山届の提出が必要になります。
- 徳本峠登山口からは、落石や滑落の可能性があるため、ヘルメットの着用が必須となります。
- 登山熟練者以外の方は、1泊2日での通行を推奨します。(徳本峠小屋は事前予約必須になります。営業日7月中旬~10月中旬)
- 10月末〜5月中旬の期間は、島々明神線歩道が積雪のため通行不可能となっています。
- 熊との遭遇に注意して下さい。
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新島々駅
4km
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島々宿登山口
5.6km
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二俣口
5.2km
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岩魚留小屋
4km
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徳本峠
3.5km
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明神館
3km
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上高地バスターミナル
岩魚留小屋
桂の大木の下にある、ルート場にある廃屋となっている小屋。現在、この小屋を復活させるプロジェクトが島々の地域住民を中心にして進んでいる。

徳本峠
深田久弥が「日本の山岳景観の最高のもの」と記した、穂高連峰を望む峠。峠にある徳本峠小屋の本館は、国の登録有形文化財に指定されている。霞沢岳への往復もここから可能。

明神
明神岳の麓にある、上高地から歩いて1時間ほどの場所にあるエリア。徳本峠越えのルートが使われていた時代は、この明神が上高地の入口とされていた。

アクセス
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新島々
電車:
松本駅からアルピコ交通上高地線で新島々駅へ(約30分)
バス:
新島々駅から上高地・乗鞍・高山方面への路線バスが運行されています。
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新島々
公共交通機関:
松本駅からアルピコ交通上高地線で新島々駅へ(約30分)。乗り換えて、新島々駅から上高地行きのバスで約1時間30分。
高山駅から濃尾バスで平湯温泉へ(約1時間10分)乗り換えて、平湯温泉から上高地行きのバスで約25分。
ルート

Section1
松本〜島々
アルプス公園から、北アルプスの山並みや豊かな水に育まれた松本の文化に触れ、梓川沿いを島々谷へ。
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歩行距離
22km
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参考タイム
約8時間
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最高・最低標高
780〜574m
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難易度
★★★★★

Section2
島々〜上高地
ウォルター・ウェストンが愛したクラシックトレイルを辿り、徳本峠を越えて上高地へ。
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歩行距離
25.3km
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参考タイム
約10〜12時間
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最高・最低標高
2,140m〜691m
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難易度
★★★★★

Section3
上高地〜中尾高原
清流美しい上高地から活火山の焼岳・中尾峠を越えて、かつての鎌倉街道・飛騨新道の関所、奥飛騨の中尾高原へ。
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歩行距離
9.8km
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参考タイム
約7~8時間
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最高・最低標高
2,133m〜1,083m
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難易度
★★★★★

Section4
中尾高原〜平湯
奥飛騨温泉郷の複数の温泉地を経由して火山の恵みを感じながら中尾高原から平湯へ。
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歩行距離
16.1km
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参考タイム
約4時間30分(バス利用時)
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最高・最低標高
1,265m〜783m
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難易度
★★★★★

Section5
平湯〜丹生川
平湯峠を越えて、道祖神などの石造や、木と関わりの深い地域文化を味わいつつ高山市丹生川へ。
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歩行距離
22km
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参考タイム
約6時間30分(バス利用時)
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最高・最低標高
1,684m〜785m
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難易度
★★★★★

Section6
丹生川〜高山
日本の原風景といえる里山里田が残る丹生川から古い街並みや飛騨の匠、木の文化を感じる高山へ。
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歩行距離
22km
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参考タイム
約8時間
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最高・最低標高
785m〜540m
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難易度
★★★★★